浮遊霊(ふゆうれい)

浮遊霊

人は死ぬと本来肉体からその霊が離れ、霊体が行くべき場所に向かいます。しかし、浮遊霊とは、自分が死んだことを理解できずにまたは、自分の死を受け入れることができないまま、現世をさまよい続ける霊なのです。浮遊霊は死んだことを理解していないため、現世と同じ行動を繰り返している事があります。

よく心霊写真に写りこんでいたりする霊です。説得に応じて成仏しやすい霊といえますが、現世に留まる期間が長引けば長引くほど、様々な残留思念を呼び込み成仏させることが難しくなります。また、動物の浮遊霊も大変多く、このような場合も説得することが困難になるため成仏させるのは難しくなります。

比較的、心霊写真や憑依といったケースで電話占いに相談が寄せられる事の多い霊といえます。現世への未練が強い場合はその霊障も複雑なものになるのが特徴です。

イタコ事典に戻る